日本気象協会、第3回「紅葉見頃予想」。東北・北関東の山間部は見頃を迎え、関東平野部や西日本は11月後半に見頃
日本気象協会は、2024年の第3回「紅葉見頃予想」を発表した。 紅葉の見頃は北日本エリアでこれから見頃を迎える所や東日本では平年より遅い所が多く、西日本では平年並みか遅くなる見込み。 ■ 北海道・東北の予想 北海道、東北の山間部である宮城県の鳴子峡などの紅葉スポットでは順調に紅葉が進み、昨年と比べて見頃を迎えるのが早くなった地点もあったが、東北平野部では冷え込みが十分ではなかったため、見頃は平年より遅くなり、昨年同様になる見込み。 道南の香雪園では11月上旬~11月中旬に、岩手県の盛岡城跡公園では11月上旬~11月下旬に見頃を迎える予想。 ■ 東日本(関東甲信・北陸・東海)の予想 東日本(関東甲信・北陸・東海)は11月の高温傾向は次第に落ち着くと思われるが、これまでの影響を受けて、多くの紅葉スポットで平年より遅い見頃の見込み。 石川県の特別名勝兼六園では11月下旬~12月上旬に、東京都の上野恩賜公園では11月下旬~12月中旬、三重県の伊勢神宮では11月下旬~12月下旬に見頃を迎える予想。 ■ 西日本(近畿・中国・四国・九州)の予想 西日本(近畿・中国・四国・九州)では、平年並みか遅い見込み。10月の高温の影響を受けて、西日本の中でも色づきが早い山間部の紅葉スポットも見頃が遅れる所も多いが、11月は高温傾向が次第に落ち着くため、平野部では平年並みがやや遅くなる程度になる予想。 京都府の清水寺や愛媛県の松山城では12月上旬~12月中旬に、岡山県の岡山後楽園では11月下旬~12月中旬、福岡県の秋月城跡では11月下旬~12月上旬に見頃になると予想している。
トラベル Watch,編集部:二村 茜