【住之江ボート SGグランプリ】毒島誠 「かなり動揺」難しい一戦制して悲願達成へ一歩前進
住之江SG「第39回グランプリ」は19日、トライアル2nd1回戦が行われた。 【ビッグ最前線】トライアル2ndが開幕。1回戦11Rは毒島がインから逃げ切り、悲願達成にまずは一歩前進した。菊地のフライングもあり「かなり動揺した1Mと2Mだった。自分としてもかなり早いのを行ったし、外からも来ていたので落ち着いて回れなかった。2Mも判定中が消えなかったので自分ももしかしたらと思った」と振り返った。一方、仕上がりは「調整が実を結んでいると思う」と、2ndまでの時間を有意義に過ごせた様子だった。 2着に入ったのは2コースから差した桐生。「何とか2着を獲ることができた。またペラをやる」。感触は上向いているが、さらなる上積みを目指す。 同12Rは馬場が賞金ランキング1位でつかみ取った絶好枠をしっかりとモノにした。22、23年のグランプリは2nd初戦で1号艇から勝利を挙げられなかっただけに「緊張した。肩の荷が下りたというか、ホッとした」と胸をなで下ろした。フライング発生直後のレースも「22年の大村を思い出した。ただ、いろいろと経験して、あのときより成長しているので落ち着いていけた」と自信を見せた。さらにヒートアップする2nd2回戦に注目だ。