〈台風10号関連〉災害発生に備え、自衛隊員が種子島入り 初の試み、町長は「災害対応のプロ。町民の安心につながる」
台風10号の暴風域に入った鹿児島県・種子島では、陸上自衛隊員4人が災害発生に備え、南種子町役場で情報収集を続けている。27日に到着し、28日午前中には同町が開設した各避難所を回って防災対策などを確認した。 【写真】〈関連〉南種子町の位置を地図で確認する
町によると、地元自治体との連携強化や情報連絡態勢の構築が主な目的。今回の台風は規模がかなり大きいとの見通しがあり、陸自国分駐屯地(霧島市)から打診があった。 種子島では初めての試みという。小園裕康町長は「災害対応のプロで町民の安心につながる。職員へのアドバイスも期待できる」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島