救助隊に先駆けて到着する小型救助車も!土砂災害を想定した救出訓練 土砂の量による救助方法の違いなどを確認(山形)
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大雨で土砂災害が発生し生き埋めになった人がいることを想定した救出訓練が行われ、消防隊が、実際の機材を使い救出方法を確認しました。 【写真を見る】救助隊に先駆けて到着する小型救助車も!土砂災害を想定した救出訓練 土砂の量による救助方法の違いなどを確認(山形) 「分かりますか?要救助者の状況は意識なし、呼吸ありです」 この訓練は、おととしの12月31日に鶴岡市の西目で土砂崩れがおきたことや今年7月に記録的な大雨による災害がおきたことを受け、土砂による災害に対応しようと行われたものです。 訓練には、今年新たにこの地区の消防に配備された、路面状況が悪くても走ることができ、救助隊に先駆けて現場に到着し情報収集などを行う小型救助車も参加しました。 訓練で隊員は、比較的土砂の量の少ない場合の救助と土砂の流入量が多い場合の救助を学びました。 助けが必要な人が首まで土砂に埋まっている状況を想定した訓練では、隊員が救助が必要な人を傷つけないように手で土を掘り起こして体への圧迫を取り除き、溜まった土砂をスコップや重機を使ってかきだす方法を確認しました。 消防隊員「人ひとりを助けるというのはこんなにも人数と労力が必要だということを感じました」 消防隊員「実際に人が活動している状況で重機を使うのは初めてだったが、安全管理を徹底しながら活動することの難しさを感じた」 酒田地区広域行政組合消防本部 白旗博幸 消防署長「訓練をこれからも積み重ねて住民の安心安全に努めていきたい」 訓練はあすも行われ、消防では、災害救助での連携を強化していきたいとしています。
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