4県で空き巣126件 被害総額1641万円 ベトナム人男3人の犯行裏付け 茨城・千葉県警
茨城県警土浦、竜ケ崎、つくばの3署と県警捜査3課、千葉県警は5日、ベトナム国籍の男3人が、茨城県を中心に4県で空き巣126件を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害総額は1641万円に上る。窃盗などの容疑で、11月27日、水戸地検土浦支部に追送致した。茨城県警捜査3課によると、3人は容疑を認めているという。 同課によると、逮捕、起訴されたのは、住所不定、無職、被告の男(41)と鉾田市、農業手伝い、被告の男(32)=いずれも入管法違反(不法残留)、住居侵入、窃盗の罪で起訴=、住居不定、無職、男(36)=同罪で有罪判決確定=の男3人。 3人の逮捕容疑は、2023年5月~24年6月ごろまでの間、茨城と千葉、静岡、新潟の4県で空き巣126件を繰り返した疑い。茨城県では鉾田市や常陸大宮市を中心に25市町村で犯行に及んだという。住宅でインターホンを押し、不在ならば窓などを割って侵入し、現金のほか、ネックレス、時計など計約400点の貴金属を盗んだとされる。盗品は、ベトナム人のコミュニティーサイト上で販売したという。
茨城新聞社