ミア・ワシコウスカ主演×気鋭監督ジェシカ・ハウスナーが贈る“世界を不安にさせる”イニシエーション・スリラー 映画『クラブゼロ』
ミヒャエル・ハネケに師事した気鋭の監督ジェシカ・ハウスナーが、ミア・ワシコウスカを主演に迎えて贈るスリラー、映画『クラブゼロ』。この度、本作の本予告映像が公開された。 『アリス・イン・ワンダーランド』をはじめ、『クリムゾン・ピーク』『イノセント・ガーデン』など、ハリウッド大作から個性派監督の作品まで幅広く出演し、多彩な才能を発揮する演技派、ミア・ワシコウスカ。彼女が本作で演じるのは、栄養学の教師ノヴァク。ジェシカ監督から直々のオファーを受け、独自の“健康法”を説き、生徒たちを言葉巧みに魅了する謎めいた教師を好演する。 名門校に招かれた栄養学の教師ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)が生徒たちに教えるのは、「意識的な食事」と呼ばれる最新の健康法。彼女いわく「意識的な食事」はヘルシーで幸福度もアップする素晴らしい健康法、とのことで、無垢な生徒たちはさっそく実践を開始する。この度公開された予告映像でも、ゆっくりと深呼吸をしながらわずかなご飯を口に運び、プレートに乗せられた食事を躊躇いもなく捨てる生徒たちの姿が印象的に映し出される。 ノヴァクの教えに感化され、多幸感や高揚感で満たされていく生徒たち。次第にその言動は過激さを極め、“頼むから何か食べてくれ”と懇願する両親に対しても子供たちは聞く耳を持たない。不気味な笑みを浮かべる教師ノヴァクの教えを疑いもせず、生徒たち一同は「食べないこと」に喜びを見出し心酔していく。 メガホンをとったジェシカ・ハウスナー監督は、前作『リトル・ジョー』に続き、本作も第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されるなど、各国の映画祭から注目を集める監督の一人。 そんなジェシカ監督は、衣装を手がけたターニャ・ハウスナーとともに、6月29日(土)~7月5日(金)にかけて開催された「オーストリア映画週間 2024[Our Very Eye 揺るぎなき視線]」での本作上映後のトークショーに登壇。「今回日本に来ることができてとても嬉しいです。『クラブゼロ』をお披露目できましたし、大冒険のようだと感じています。皆さんが映画を楽しんでくれることを祈ってます。ブラックユーモアもある作品なので、全てを真に受けないように気を付けてください。ボナペティ!」(ジェシカ監督)、「日本に来られたことをとても光栄に思います。初めての東京を心から楽しんでいます。皆さんが私たちの映画『クラブゼロ』を観に行ってくれたら嬉しいです。とても素敵な映画ですから」(ターニャ)とコメントを寄せた。 映画『クラブゼロ』は、2024年12月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開。 ©COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE
otocoto編集部