【バドミントン】山口茜が前回女王を2-0で下し優勝! 保木&小林と福島&松本は準V!<熊本マスターズ2024>
先に試合を終えた日本の2ペアが決勝で敗れる中、日本の最後の砦として最終試合のコートに立ったのが、女子シングルスの山口茜。相手は、昨年この大会を制したディフェンディング・チャンピオンのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)。パリ五輪でも銅メダルを獲得した相手に対し、無欲の山口が挑んだ。 第1ゲームは、相手の鋭いカットを抑えながら、ペースを握った山口がリード。コンスタントに連続得点で差を広げ、21-12で先制する。第2ゲームに入っても、主導権は山口が握ったまま。トゥンジュンもスピードを上げて対抗したが、山口はねばり強くシャトルを拾い、自分のリズムを崩さない。11-9のインターバル後、山口が3連続得点で引き離すと、さらに6連続得点などで19-11。最後も一気に押し切った山口が21-12で制し、2-0のストレート勝ちでタイトルを獲得。熊本マスターズの最初の日本人優勝者となった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO