目指すは真打昇進ただひとつ!26歳にして落語家に転身 元臨床工学技士の挑戦
2024年11月、静岡県沼津市で地元出身の落語家が高座に上がった。元々は臨床工学技士だったが26歳の時に一念発起。2024年1月には二ツ目へと昇進した。 【動画】目指すは真打昇進ただひとつ!26歳にして落語家に転身 元臨床工学技士の挑戦
2024年11月16日に沼津市で開かれた落語会。 高座に上がったのは地元出身の立川笑えもんさんだ。 笑えもんさんは専門学校を卒業後、一度は臨床工学技士として都内の病院に勤務。
しかし、一度きりの人生だからこそ好きなことをしたいと一念発起し、26歳にして6代目・立川談笑さんの門を叩いた。
ところが… 立川笑えもんさん: (コロナ禍のような)未知の状況になったのは、今まで生きてきた中でもなかったので、本当に心がすさんだ 入門直後に新型コロナウイルスが猛威を振るい、観客の前で修行が出来ない日々。 初めての高座もインターネットでの生配信だった。
それでもあきらめることなく夢を追いかけ続け、2024年1月には二ツ目へと昇進。 この日は落語会に向け、立川流の先輩で真打の立川志の春さんによる稽古を受けていた。
立川笑えもんさん(落語「宿屋の仇討」のセリフ): 源兵衛 役「くるりとその奥方が旅支度をしてるときだよ、俺は持ってる刀でキャーっと(切る仕草)」 源兵衛の仲間 役「待って?なんで?」 稽古をしていたのは、ユニークな登場人物たちによる掛け合いが魅力の「宿屋の仇討」で、より聴衆を魅了させるための話し方や身振りについて指導を受けた。 (指導する)立川志の春さん: 「俺はその奥方を(刀で切る仕草)切っちゃった」という場面で、刀で切る仕草を小さくやるとお客さんも「ふーん」となって関心を引かない。仕草を大きくやるとお客さんも「え?なんで?」と共感できるから
30分を超える演目で改善の余地は多々あるものの、明るさが持ち味の笑えもんさんには志の春さんも期待を寄せている。 立川志の春さん: 堂々とやってもらいたい。それで地元の人たちに楽しんでもらえれば一番
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