ファンも「ホームランバッターに見えた」ロッテ澤田圭佑の“フルスイング”にベンチも驚き 今季17試合で防御率1.13のリリーフ右腕が延長10回にプロ初打席
ロッテは澤田圭佑投手がバッターボックスでわかせました。 30日のヤクルトとロッテ戦のセ・パ交流戦。ロッテは野手全員を使い切りながら、延長12回を戦い3-3と執念のドローで13戦負けなしとなりました。 【画像】ロッテ、中村奨吾選手が初回先制2ランホームラン 引き分けをはさみ10連勝を目指したロッテは、1点ビハインドの9回にポランコ選手が2試合連続9回に同点タイムリーをマーク。直後の守りで4番手として澤田圭佑投手がマウンドへ上がります。 1アウト1、2塁のピンチを背負いますが、好守備も助けられ、無失点。迎えた延長10回の攻撃は2アウトとなり、ロッテは控え野手はキャッチャーの柿沼友哉選手のみだったため、普段は打席に立たない澤田投手がそのままプロ初の打席へ。
ヤクルトの大西広樹投手に対して、初球からフルスイングすると、勢いそのまま膝をついて倒れ込みます。これにはベンチのチームメートもソト選手らが手をたたいて爆笑。球場も大盛り上がりとなります。その後150キロを超えるボールにも食らいつきましたが変化球に空振り三振。それでもプロ初の打席に笑顔でベンチへ戻ります。 SNSでは「ピッチャーだと知らなかったら、ホームランバッターに見えた」「本日のみどころ」「ほんと、ロッテに行ってよかったよね」「澤田ちゃん怪我しないでね」などの声がよせられました。 澤田投手はオリックスから戦力外を受けて、2023年にロッテに加入。今季17試合に登板し、1勝0敗、8ホールド、防御率1.13の成績。178センチ、体重96キロの体格から力強いストレートを投げ、5月は8試合連続無失点中です。また大阪桐蔭高校時代には、甲子園でホームランを放っていました。 31日の本拠地ZOZOマリンでの阪神戦。美馬学投手が先発予定で、2005年以来の10連勝を目指します。
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