声優・大塚剛央 『薬屋のひとりごと』や『【推しの子】』に出演 「後悔はしないと決めて飛び込んだ」声優の世界
――夢を目指す人々に、アドバイスを送るとしたら? 本当にやりたことがあるけど躊躇(ちゅうちょ)していることがあれば、きっといろんな理由はあると思うんですけど、もし踏み込める可能性があるのなら、ぜひそこは踏み込んでいってほしいなと思います。僕自身がそうだったので。それこそ(声優になった当初は)お芝居の経験がなかったと言いましたけど、やってみなきゃわからないなっていうのは本当に僕は実感としてあります。まずは、やりたいことがあるのなら、自分の納得いくまでそこに突き進んでいくのが一番いいのかなと思いますね。 ――ゼロからのスタートで挑んだ声優という道に後悔はないですか? 後悔はしないと決めて飛び込んだので。僕自身の考えとしては、やらない後悔より、やる後悔の方がいいかなと思っています。まずはやってみるのがいいのかなと思いますね。
【大塚剛央プロフィル】 東京都出身。オープニングテーマとして起用されたYOASOBIの『アイドル』も話題となった『【推しの子】』のアクアや、現在放送中の『薬屋のひとりごと』で壬氏などを演じる、今注目の声優。趣味はゲーム。特技はサッカー。 【お話を聞いて一答遼談!(編集後記)】 大塚さんの「やらない後悔よりやる後悔」という言葉には力がありました。どうしても現実を見てしまう就職活動のタイミングで、自分のやりたいことに進むことにどれだけの勇気が必要か。大塚さんの声優を目指した時の気持ちと今の姿は、多くの人の「夢」を「目標」に変えてくれるものだと感じました。 企画・取材:日本テレビ 伊藤遼