評論家・西尾幹二さん 「ネトウヨ」に伝えたい〝真の保守〟「人間を知らなければ、さらには現実を知らなければ…」
田原総一朗氏は、Xでこんな追悼の言葉を書かれていました。
「西尾幹二さんは保守だが、右にも左にもぶれずこの国をよくしたいと思っていて僕も尊敬していた」。2019年の文春オンラインで西尾さんは、こんな発言も。
「人間を知らなければ、さらには現実を知らなければ、保守という態度は取れないでしょうね」
この国をよくしたい。そのためには人間を知り、現実を知ること――いわゆる「ネトウヨ」の皆さんに、お伝えしたい言葉です。
■長尾和宏(ながお・かずひろ) 医学博士。公益財団法人日本尊厳死協会前副理事長。映画『痛くない死に方』『けったいな町医者』をはじめ、出版やインターネット配信などさまざまなメディアで長年の町医者経験を活かした医療情報を発信する傍ら、ときどき音楽ライブも行っている。