FRUITS ZIPPERが大阪『コヤソニ』初登場、メンバー体調不良も「全員の魂で出演した」
「インテックス大阪」(大阪市住之江区)にて、3日間にわたって開催中の、吉本新喜劇の小籔千豊が主催する音楽フェス『コヤブソニック 2024』。最終日となる9月16日、アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが一番手としてステージを盛り上げた。 【写真】囲み取材に応じた小籔千豊とFRUITS ZIPPER 新喜劇座員・小籔千豊が「笑いと音楽、ゲームの融合」をコンセプトに開催する同イベント。3日目のトップバッターとして、初参加の女性アイドルグループ・FRUITS ZIPPER(通称:ふるっぱー)が登場した。 同グループは、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズなどが所属する「アソビシステム」のプロジェクトから誕生し、2022年より活動中。会場に多くのファンが集まるなか、「みなさーんはじめまして~! FRUITS ZIPPERです! コヤソニ、最後まで盛り上がっていきましょう~!」とパワフルな挨拶とともに、『NEW KAWAII』でスタートを切った。 続けて2曲目の『Going!』のあと改めてメンバー紹介をおこなうと、会場にはファンによる熱烈な応援の声が。さらに「私たち初出場で、最終日、メインステージのトップバッターということで今日はみんなに『NEW KAWAII攻撃』をしたいと思うので、食らっていってくださ~い!」と呼びかけると、観客は大きな歓声で応えていた。 さらに「タオル持ってますか! ペンライト持ってますか! 小さな小さなハンカチ持ってますか! 何も持ってない人は拳握れますか!」というハイテンションな煽りで、『ふれふるサマー!』を披露。そのままラスト曲の『わたしの一番かわいいところ』まで、エネルギッシュなパフォーマンスで駆け抜けた。 ライブ後におこなわれた囲み取材では、メンバーの真中まなが「去年、きゃりーさんが(コヤソニに)出演された時、社長にお願いしてサインを書いたシングルを小籔さんにお渡しさせていただいたんです。そのときから出たいねってみんなで話していたのでうれしいです」とイベントへの思い入れを明かした。 さらに、最年少メンバー・早瀬ノエルが体調不良のため欠席したことを受け、「全員は揃わなかったけど、全員の魂で出演させていただけたことがうれしかったです」と語っていた。 取材・文/つちだ四郎