ダニエル太郎、逆転負けで初戦敗退 世界84位フチョビッチに屈する<男子テニス>
ウィンストン・セーラム・オープン
男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は18日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク90位のダニエル太郎は同84位のM・フチョビッチ(ハンガリー)に6-4, 1-6, 2-6の逆転で敗れ、初戦突破とはならなかった。 【ダニエル 太郎出場 ウィンストンセーラム組合せ】 26日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に向けた前哨戦となる今大会。ダニエルは第1セット、ファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、フチョビッチに1度もブレークポイントを与えないプレーを見せ先行する。 雨天による中断もあり再開された第2セットからは流れが一転。第2セットでは2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれると、ファイナルセットでも2度のブレークを奪われるなど苦戦。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを握ることができず、1時間54分で力尽きた。 勝利したフチョビッチは2回戦で第11シードのA・ミケルセン(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためミケルセンはこの試合が初戦となる。 同日には世界ランク83位のB・チョリッチ(クロアチア)や同97位のA・ブキッチ(オーストラリア)らが2回戦へ駒を進めている。