1年でお笑い界は激変…令和ロマンと霜降り粗品が輝く“新時代”に復帰の松本人志がみせる“意地”
“偏向報道”にBPOへの申し立てを検討
‘25年はお笑い界に“地殻変動”が起こりそうだ――。 活動休止中の『ダウンタウン』松本人志(61)が芸能記者・中西正男氏の取材に答える形で、来春にも『ダウンタウンチャンネル(仮)』なる独自プラットフォームを立ち上げ、活動再開する意向を表明した。 【画像】やばい…松本人志「ミニスカ美女との乱痴気不倫飲み会写真」を独占入手! 12月25日にヤフーに配信された記事で松本は、テレビやラジオといったスポンサーの了承なくして動けないメディアではなく、松本のお笑いが見たい有料会員によって運営される“新たな空間”を作ることを明かした。初回は相方の浜田雅功(61)と一緒で、松本は 「お笑いをする松本人志を見る場としてはここが最初になると思います」 と語っている。スポーツ紙芸能担当記者の話。 「昨年の文春砲から約1年。22日に終わったM-1に配慮し、このタイミングでの意思表明になったのだと思います」 所属先の吉本興業はライブチケット販売やオンライン配信を行うサービス「FANY」を運営しており、会員数は460万人を超える。このノウハウを利用すれば、ビッグビジネスに繋がる可能性がある。 一連の文春報道で多少なりともイメージにキズがついた松本のために、イチから“復帰の場”を設けるのだから 「やはり吉本に松本さんは欠かせない」(お笑い関係者) ということなのだろう。 インタビューで松本はテレビに対する率直な心情も吐露している。 「今は言葉狩りじゃないけど、いろいろな幅が狭まっている」 「言葉狩り的に、ちょっと何か言ったら炎上させられる」 活動休止中、よほどテレビを見ていたのか、訴訟取り下げについて 「ワイドショーなどではあまり深く触れられていない印象も持っているんですけど……」 とチクリと皮肉ったのも、本心だろう。前出のスポーツ紙記者いわく 「やはり気にしていたんだなぁ、と。一部メディアで日本テレビ系『ミヤネ屋』の内容を“偏向報道”と断じ、BPOに申し立てを行うといった報道がありましたが、それに近い感覚を持っていたことがわかった」 松本人志というカリスマが君臨する新たな“空間”は強烈な磁場となり、多くの人を魅了するだろう。有料会員数は想像もつかないが、すさまじい瞬間最大風速を叩き出すはずだ。 ◆松本不在でも大盛況に終わったM-1グランプリ 一方で 「結局はオンラインサロン的なノリになってしまわないか。大国の王だった人が、小国の領主になるイメージ」(放送作家) といった指摘も上がる。 期せずしてお笑い界はこの1年で新陳代謝が一気に進んだ。松本の代役として千鳥やかまいたち、チョコレートプラネット、ダイアンらが台頭。松本不在のM-1では『令和ロマン』が史上初の連覇を達成した。 「松本さんがいなくてどうなるかと思いましたが、M-1は大盛況で終わった。番組の“まとまり”という点では今年が1番だったかもしれません。会場の熱気もすごかった。アレを見ると、正直『もう松本さんが戻る席はないかも……』と思ってしまった」(お笑い関係者) 準優勝した『バッテリィズ』をはじめ、次から次へと新たな才能が芽吹くのが吉本のすごいところ。“異端児”の『霜降り明星』粗品(31)もいる。 その粗品は自身のユーチューブで令和ロマンの連覇を称賛し 「期待しちゃいますね。今後のお笑い界の進展も」 「大きくうねりをあげていくんでしょうか」 などと語った。 「お笑い業界にいる人はM-1の結果を見て『これからは令和ロマンと粗品の時代になる』と直感したそうです。すぐにとは言いませんが、確実にその流れになっていく」(前出スポーツ紙記者) 1年以上のブランクは松本にとっても大きなハンデだ。表舞台で躍動する令和ロマンや粗品に意地を見せつけることができるか――。
FRIDAYデジタル