長生き家系なので90歳まで生きそうです…。65歳から90歳までの「25年間」で貯蓄額はいくら必要でしょうか?
老後の生活費を抑えるコツ
老後の生活費を抑えるには、支出を見直し、効率的にコストを削減することが重要です。以下の3つの方法を参考に、早めに準備を始めましょう。 ■通信費の見直し 日々の固定費の中でも大きな割合を占めやすい通信費を削減することは、生活費の軽減に直結します。スマホやインターネットの契約内容を確認し、不要なオプションや高額なプランが含まれていないか点検しましょう。 特にこだわりがなければ、大手通信会社から格安SIMへの乗り換えを検討するのもおすすめです。場合によっては、月々の料金を1万円以上削減できる可能性があります。また、通信事業者を変更するだけで大幅な節約が可能になるケースもあります。 ■保険プランの再確認 生命保険に加入している場合、現在のプランが自身の状況に合っているか確認しましょう。契約当初から時間が経過している場合、必要のない保障がついている可能性があります。 医療保障についても、支払った保険料に見合う給付金が得られるとは限りません。定期的なプランの見直しで、より適した保障内容に更新することができ、家計への負担を軽減する効果が期待できます。 ■車の維持費を抑える 自動車の所有にかかる費用は、家計に大きな影響を及ぼします。普通車を所有している場合、軽自動車に切り替えることで、ガソリン代や税金、保険料、車検代などを含め、年間で数万円の節約が可能です。 老後のライフスタイルに合わせて車を見直すことは有効です。また、高齢者の運転リスクを考慮し、場合によっては免許を返納し車を手放す選択肢も視野に入れるといいでしょう。
65歳から90歳までの25年間に必要な貯蓄額は約923万円
65歳から90歳までの25年間に必要な貯蓄額は約923万円が目安です。老後には、生活費以外に医療費や介護費用などが必要になることもあります。これらも考慮し、余裕を持った貯蓄計画を立てることをおすすめします。 出典 総務省統計局 家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要(19ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部