「だから追い出した」ラツィオ鎌田大地をクラブ会長が猛批判!契約交渉の要求に「脅迫できると思ったら大間違い」【海外の反応】
ラツィオに所属するサッカー日本代表の鎌田大地は、同クラブに残留するのが濃厚だと思われていた。地元メディア『LAZIO NEWS24.COM』は、結局ラツィオと契約を延長せず、今夏フリーで移籍する鎌田に対して怒りを爆発させる同クラブの会長のコメントについて、現地時間2日に報じている。 【動画】鎌田大地、ラツィオでのスーパーゴール! イゴール・トゥドール新監督が今季途中で就任した後、チームの中心選手となった鎌田は、今季までの契約を延長するオプションを行使するか、新契約を締結してラツィオに残留することが濃厚視されていた。しかし、クラブとの契約更新交渉は決裂し、1年でクラブを離れる形となっている。 同メディアは、地元紙『Corriere della Sera』紙を引用する形で、ラツィオ会長のクラウディオ・ロティート氏が鎌田と代理人が「クラブを脅迫しようとした」と、怒りのコメントを残していることについて報じていた。 「鎌田に関しては、1年間の契約更新と250万ユーロ(約3億5000万円)の契約金を求められた。しかし、ここで私たちを脅迫できると思ったら大間違いだ。だから追い出した。傭兵のような選手は必要なく、ゼロからやり直す必要がある。ラツィオを目標と思っている選手たちには、ユニフォームに愛着を持ってもらいたいと考えている。おかしな要求で、クラブを困難に陥れることができると考えているプレイヤーやエージェントが存在している」 後味の悪い形でラツィオを去る形となってしまった鎌田だが、フランクフルト所属時代の恩師であるオリヴァー・グラスナー監督が指揮をとる、プレミアリーグのクリスタル・パレスへの移籍が濃厚と噂されている。 英メディア『EPL INDEX』は、「鎌田の加入はクリスタル・パレスにとって大ヒットになるだろう」と前置きした上で、「彼の多才さと欧州トップクラスのサッカーの経験は、創造性と安定性の両方をもたらし、中盤を強化するだろう」と、新天地での活躍に太鼓判を押していた。
フットボールチャンネル編集部