現ブライトンのベストイレブンが見えてきた? 攻撃の中心はやはり三笘「「プレミアリーグで最も優れたアタッカーの1人」
今夏の大型補強で顔ぶれは変わったが
今夏にブライトンは2億ポンドに及ぶ超大型補強に動き、多くの新戦力が合流した。開幕直後はまだベストイレブンが分かりづらいところがあったかもしれないが、徐々に形が見えてきたのではないか。 地元メディア『Sussex World』は、ここまでの戦いから現ブライトンのベストイレブンを選出している。 GKは22歳と守護神バルト・フェルブルッヘンで変わりない。最終ラインは右サイドバックにジョエル・フェルトマン、センターバックの一角にルイス・ダンクが選出されており、経験豊富な2人はチームに落ち着きをもたらせる。センターバックの相棒には足下の技術も高いヤン・ポール・ファン・ヘッケ、左サイドバックは新戦力のフェルディ・カディオグルだ。 中盤はマット・オライリーの負傷離脱が残念だが、現時点では新戦力のマッツ・ウィーファー、カルロス・バレバのボランチがベストか。2列目は右にシモン・アディングラ、トップ下にジョアン・ペドロ、左は三笘薫だ。 ここはヤンクバ・ミンテ、ジョルジニオ・ルターなど新戦力も加わっているが、同メディアはアディングラやペドロの方が上と見ている。そして三笘については「プレミアリーグで最も優れたアタッカーの1人であり、見ていて常に楽しい選手だ」と称賛。新戦力が加わったとはいえ、ブライトン攻撃陣の崩しのキーマンは三笘で変わりない。 そして最前線はボールを収められるベテランのダニー・ウェルベックだ。三笘との相性も良く、ウェルベックとペドロの縦関係がベストと捉えられている。 ここに新戦力がどう絡んでいくか楽しみで、今月28日にはチェルシーとの対決を控えている。今夏に積極的な補強に動いたクラブ同士で、このあたりも注目ポイントか。現段階ではブライトンの方が完成度が高く、アウェイの地でチェルシーを撃破することも十分に可能だろう。
構成/ザ・ワールド編集部