「光る君へ」次回予告 道長孤立?公任“辞職勧告”行成は大宰府NOに怒り…ネット「望月は欠けゆくのみ」
女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は17日、第44話「望月の夜」が放送される。 【写真】「光る君へ」第44話。ついに「望月の歌」を詠む藤原道長(柄本佑) <※以下、ネタバレ有> 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。 次回予告。藤原公任(町田啓太)は「左大臣を辞めろ」――。盟友からの“辞職勧告”に藤原道長(柄本佑)は…。 前回の第43話(11月10日)。藤原実資(秋山竜次)は「そもそも、左大臣殿に、民の顔なぞ見えておられるのか?」「帝のご譲位、今少し、お待ちくださいませ」と苦言。さらに、懐刀・藤原行成(渡辺大知)は大宰府に赴任したいと申し出る。 道長「私の側を離れたいということか」 行成「今の帝がご即位になって3年。私は、かつてのように、道長様のお役に立てておりませぬ。敦康親王様(片岡千之助)も、お幸せにお暮らしのご様子。ここからは、いささか己の財を増やしたく存じます」 折しも、藤原隆家(竜星涼)も狩りの際に負傷した目の治療のため、大宰府赴任を希望。長和3年(1014年)11月、臨時の除目。道長は隆家を大宰権帥に任じた。 行成「道長様は、私を何だとお思いでございますか。私の望みを捨て置いて、隆家殿を大宰権帥になさるとは」 道長「行成は、俺のそばにいろ。そういうことだ」 第42話(11月3日)で道長の病を喜ぶ怪文書が出回った時のように、再び孤立を深めるような展開。SNS上には「次回予告、とうとう道長は公任にまで左大臣を辞めるように言われちゃうのだな…もう望月は欠けゆくのみ」「行成は、これ以上変わる道長を見たくないのね」「行成にも公任にも距離を置かれていく感じ」「道長と行成は、まひろとはまた違った運命共同体だったのかもしれない」「“俺のそばにいろ”と言われた時の行成くんの表情、何とも言えない。渡辺大知さん、凄い」などの声が上がった。 道長は次回、ついに栄華の象徴「望月の歌」を詠む。