【陸上】世界陸連がBBCグリーン・スポーツ・アワードにノミネート! パリ五輪男女混合競歩リレー銅・カウリーも選手賞候補
世界陸連(WA)が英国放送協会(BBC)の選ぶグリーン・スポーツ・アワードの「エリート・オーガニゼーション・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。 賞金総額15億円!! 世界陸連が新たな世界一決定戦を創設!26年9月にブダペストで第1回大会開催 グリーン・スポーツ・アワードは2022年に開始され、スポーツの持続可能な未来に貢献している個人または組織を表彰している。そのうち「エリート・オーガニゼーション・オブ・ザ・イヤー」は過去12カ月で環境問題や気候変動問題へのすぐれた取り組みを行った組織・団体を選出している。 この賞へは他にモータースポーツの「エクストリームE」や、2024年パリ五輪が選出されている。 WAは「ベター・ワールド・スタンダード」を実施し、大会の環境、社会、地域経済の評価を行うことを大会の入札等に組み込んでいる。また「ベター・ワールド・プログラム」では選手に環境問題について話す機会を与えおり、これらの取り組みがノミネート理由となっている。 このほか、パリ五輪で男女混合マラソン競歩リレーで銅メダルを獲得した男子のR.カウリー(豪州)が年間世界選手賞の候補に挙げられている。カウリーは「ベター・ワールド・プログラム」の一員で、環境の持続可能性を推進する活動や環境教育への取り組みが評価されている。 グリーン・スポーツ・アワードの受賞者は10月7日に発表される。 また、WAは今年から実施されるスポーツ・ポジティブ・アワードの「トランスフォーメーションアワード(改革賞)」にもノミネート。WA副会長でありケニア陸連の会長でもあるジャクソン・トゥエ氏も地域リーダー部門(アフリカ)の候補となっている。こちらも7日に受賞者が発表される。
月陸編集部