07年根岸S覇者ビッググラスが死亡 23歳
ジャパンスタッドブックインターナショナルは24日、07年の根岸Sを制したビッググラス(セ23)が9月20日に死亡したことを発表した。 【写真】ビッググラスこれまでの軌跡 同馬は父エルコンドルパサー、母ドラゴンリリー、母の父イブンベイの血統。半兄ビッグドンは06年の白山大賞典で2着に入るなど、金沢競馬のトップホースとして活躍した。 03年9月にデビュー。長らく条件戦で経験を積み、06年12月のアクアルミナスSを勝ってOP入りを果たす。昇級2戦目の根岸Sに11番人気で出走すると、重賞実績豊富なシーキングザベストやリミットレスビッドらを破って初タイトル。続くフェブラリーSでも3着に健闘するなど、ダート路線で存在感を示した。晩年は地方競馬に移籍。南関東やホッカイドウ競馬、高知競馬を渡り歩いた。通算成績は42戦9勝(うち重賞1勝)。 引退後は乗馬となり、鹿児島県姶良郡湧水町のホース・トラストで余生を過ごしていた。 (ジャパンスタッドブックインターナショナルのホームページより)