ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃に電話で別れ話 新伝記で婚約前の破局の顛末が明らかに
2010年11月に婚約を発表、翌年4月に結婚したウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。2人はセント・アンドルース大学在学中に出会い愛を育んできたけれど、卒業後に一度破局している。そのときの顛末が王室の伝記作家、ロバート・ジョブソンの新作『Catherine, The Princess of Wales(原題)』で明らかになった。新聞「デイリーメール」が出版前に本の一部を紹介している。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
ジョブソンによると2005年に大学を卒業した後も、2人は順調に交際。当時皇太子はサンドハースト王立陸軍士官学校に在籍し訓練を受けていたが、毎週金曜日には彼女の実家を訪問。ミドルトン家の人たちと過ごしていた。皇太子妃も学校のイベントに招待され(写真)、2006年12月に皇太子が士官学校を卒業したときには式にも出席していた。マスコミは2人の婚約は秒読みだと見ていた。
ジョブソンは当時の皇太子妃が「待ちのケイト」と呼ばれていたことに触れつつ、「キャサリンはウィリアムがプロポーズを急いでいないことを知っていたし、彼がその気になるまで待つ覚悟もできていた。結局のところ2人は愛し合っていた」と書いている。そんな2人に異変が生じたのが2007年初め。皇太子が新年を一緒に過ごす計画をキャンセルしたとき、皇太子妃は「何かがおかしい」と感じたという。ジョブソンによると、皇太子はその直後に電話で皇太子妃に別れを切り出した。
皇太子は「自分たちはそれぞれ自分の道を見つけるために少し距離を置く必要がある」と主張、皇太子妃にプロポーズを約束することはできないと言った。ジョブソンによると「30分の会話は感情的なものであり、その中で2人は自分たちの考え方が一致していないことを理解した。電話で振られたことで二重に打撃を受けていたキャサリンにとって、それは壊滅的なものだった」。その日皇太子はナイトクラブへ遊びに行ったとジョブソンは書いている。一方皇太子妃は破局後の母のキャロルとダブリンでバカンスを過ごし、続けて友達とイビサ島に失恋旅行へ。ロンドンに帰ってきてからは気持ちを紛らわせるために妹のピッパらと夜遊びしていた。ナイトクラブから帰るところを度々パパラッチにキャッチされてはマスコミに報じられていた。その頃近衛騎兵連隊に所属していた皇太子は兵舎でその報道を見ていたという。