防犯カメラに同じ格好で…無人販売パン店また商品持ち去り
熊本朝日放送
10日に続き、12日もまた代金を支払うことなく、商品が持ち去られたということです。 12日夜、パン屋の防犯カメラが捉えたのは、バッグの中に商品を入れる男。代金を支払わず、そのまま店を立ち去りました。 被害にあったのは、熊本市中央区にある24時間営業のパンの無人販売店です。持ち去られたのは、冷凍ピザ3枚、約2000円分だといいます。 店主 「見間違いかなと思うぐらい、全く同じ格好、同じ服装で、本当にある意味、常連さんのように入られて、持っていかれたので」 商品を持ち去られたのは、2回目です。 3日前の昼間にも、同じ服装をした男性が、他の買い物客がいる中、堂々とパン8個をバッグに入れ持ち去りました。 店主 「ちょっと怪しいなっていうような動きがあったので、防犯カメラでチェックしていたら、そのままパンを料金箱にお金を入れずに、直接バッグに入れられたんですね。慣れてるというか、サッとした犯行だったので、怒りとかいうより驚き」 多くの人にパンを食べて欲しいという思いから、去年8月、24時間営業の無人販売を開始。これまで、商品の数と売上が多少、合わないことはあったと言いますが、悪質な持ち去りは初めてで、戸惑っていると言います。 店主 「続けていきたいなって思ってる半面、ちょっと今不安に思っています。これ以上やっぱりこういうのが続くと、無人販売っていうのは断念せざるを得ないのかなって」 警察に被害を相談することを考えているということです。