バッグ置きっぱなし問題を解決する「空中の収納スペース」づくり【クローゼットの整え方】
よく使うバッグの置き場所、決まっていますか? 特に決まっていないといろいろな場所に置きっぱなしにして、いざ使いたいときにすぐ見つからないことも。今回は、バッグ置きっぱなし問題を解決する「空中の収納スペース」の作り方を収納のプロにお聞きしました。床に直置きしなくなることで、掃除もしやすくなりますよ! 【画像で確認】活用していない壁にフックを取り付けるだけでスッキリ! 教えてくれたのは▷能登屋英里さん ビジュアルコンサルタント、整理収納アドバイザー。52平方メートルのマンションに家族3人で暮らし、約1.5畳のクローゼットに全員の服を収納。雑誌レタスクラブ「家事が2割減る片づけ」を連載中。 【迷いのクローゼット】バッグが床に置きっぱなし コレで迷わない!空中に収納スペースをつくる ■クローゼットまわりにゆとりがない ⇒玄関や廊下にバッグコーナーをつくる 玄関や廊下など、外出時に必ず通るルートにバッグや帽子の定位置をつくる。 「玄関のコート掛けなどを利用するのはもちろん、S 字フックなどを活用して、廊下などに置き場を設けるのもおすすめです」 ■活用していない壁がある ⇒壁にフックを取り付け、引っかけ収納にする クローゼットの周辺やリビングやキッチンなど、出入りが多い部屋の壁に余白を見つけて。 「石こうボード用フックを使って、壁に収納場所を設けて。床置きが減ると、掃除の手間も省けます」 ■バッグが大きい&数が大きい ⇒スツールやカゴなどで専用スペースをつくる 仕事用、近所用など、よく使うバッグの数が多い場合は、専用の大きめなカゴや箱を設けて。 「カゴを床置きすると、結局その脇にバッグを床置きしてしまう可能性が。スツールやいすの上に置くのがベストです」 * * * 床にモノを直置きせず、すっきりしていると、部屋が片付いて見えるだけでなく、掃除もしやすくなりますね! 撮影/木村文平 イラスト/日江井香 編集協力/田中理恵 文=徳永陽子