【速報】岸和田市長が会見「議会解散するか、一番適切なもの検討」不信任案可決でダブル選の可能性示唆 女性関係めぐり「不信任決議も要らなければ、自分が辞める必要もない」
女性との性的な関係をめぐって、市議会で不信任決議案が可決されたことを受け、大阪府岸和田市の永野耕平市長が20日午後1時から会見を開き、「(議会側の)認識とはかなりずれがある。不信任決議は重く受け止めて対応していく」と語り、今後の対応について、「10日以内に議会を解散するかどうか検討する。(失職・辞職を含め)一番適切なものを検討する」と語りました。 会見で永野市長は、「個人的な生活の中での失態であり、自分で反省すればいい話と思っているし、不信任決議も要らなければ、自分が辞める必要もないと思っている」と自身の見解を述べた上で「(不信任案が)出た以上は、どちらが信を問うか出口はないと思う」と話し、議会を解散した上で自身も辞職する「ダブル選挙」の可能性を示唆しました。 大阪府岸和田市の永野耕平市長は、性的な関係を強要したとして、府内の女性から提訴され、11月、解決金500万円を支払うことなどで和解しました。 永野市長は、女性と不倫関係にあったことは認めて謝罪し、所属していた大阪維新の会に離党届を提出(党からも離党勧告処分)して受理された一方、女性への性加害や関係の強要は否定し、市長の職を続投する意向を示してきました。 これに対し市議会は、市長の説明に納得がいかないとして辞職を求める声があがり、「混乱を招いた責任は大きい」などとして、市長の不信任決議案が提出され、20日午後、賛成20票、反対4票で、出席者の4分の3以上の賛成多数となり、可決されました。 不信任案の可決を受け、市長は10日以内に辞職するか議会を解散しなければ、自動的に失職することになっています。
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