BUCK-TICK、新体制初の武道館公演で躍動 来年のドキュメンタリー映画上映やツアー発表 約1万人歓喜
ロックバンド、BUCK―TICKが29日、東京・北の丸公園の日本武道館で恒例の単独公演を行った。 昨年10月にボーカル、櫻井敦司さん(享年57)が急逝し、ギターの今井寿(59)と星野英彦(58)がツインボーカルを務める新体制で初の武道館公演。 約1万人の手拍子に迎えられ、今井は「今夜は一緒に楽しみましょう!」とあいさつ。新アルバム「スブロサ SUBROSA」の収録曲を中心にヒット曲「LOVE ME」「ICONOCLASM」など20曲を力強く熱唱した。 アンコールに今井は「来年BUCK-TICKは、また面白いことをやるんで楽しみにしててください」と語り、「また会いましょう」と約束。星野は「よいお年を!」と叫び、ベースの樋口豊(57)は「皆さん、本当に感謝しています。1年間本当に元気をたくさんもらって今日を迎えることができました。これからも頑張りますのでよろしくお願いします」とファンに感謝。ドラムのヤガミ・トール(62)は「これから4人でやりますんでよろしくお願いします」と決意を新たにしてステージを降りた。 終演後には巨大ビジョンで来年の活動予定を発表。2月に2部作でドキュメンタリー映画「劇場版BUCK-TICK バクチク現象-New World-」(Ⅰは2月21日、Ⅱは28日公開)を上映し、3月12日に同映像のDVD&ブルーレイの発売。さらに4月から開催される全国ツアーの追加公演が6、7月に実施することも決定。来秋にはホールツアーを開催し、12月29日に武道館公演を行うことも発表。ビジョンが移り変わるたびに会場は大歓声で沸いた。