「しかのこ」「推しの子」話題の声優・潘めぐみ、声優生活の素顔明かす…母はガンダム出演声優、秘蔵写真&エピソード披露
ABEMAアニメチャンネルにて放送されたアニメ番組『SHIBUYA ANIME BASE』より、9月6日までに放送された第19回にて、声優の潘めぐみさんが番組に出演。『【推しの子】』、『しかのこのこのここしたんたん』ほか人気作品に出演中の潘さんの意外な素顔が深掘りされた。【オフィシャルレポート前半】 【画像】写真とともに母との幼少期から振り返る潘めぐみさん(全8枚) アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りするコーナーで収録出演した潘さん。まず初めに、幼少期について問われた潘さんは、「物心ついて母が声優だってわかったのが3歳くらいのときだったんですよ」「留守番をしているときは母がいないのでテレビの中から聞こえる母の声を聞いているんですけど、母が家にいるときテレビのブラウン管からも母の声が聞こえて」。 「台所でネギを切っている母の声も同時に聞こえるから、初めは魔法だって思っていたんですけどこれが収録だっていうのも5歳くらいのときに理解していました」と、『機動戦士ガンダム』ララァ・スン、『聖闘士星矢』アテナを演じる声優、母・潘恵子さんについて語る。 そんな中、自身も声優を目指したきっかけについて聞かれると、小学校低学年のときに友だちの家で見つけた『週刊少年ジャンプ』の「『HUNTER×HUNTER』の連載1回目のゴンの表紙、今でも忘れない、ゴンが表紙の『ジャンプ』を手に取ったことがきっかけでアニメ、ラジオ、舞台、イベントにものすごく興味を持って」と漫画『HUNTER×HUNTER』がきっかけで芝居の道を志したことを明かした。 そんな潘さんに、母・恵子さんは「伝えたときには賛成も反対もしなくて「やりたいのなら自分で頑張りなさいよ」「『本当に究極に困ったら手助けをすることはできるかもしれないけど、基本は自分で頑張ってみなさい』と。」「周りの先輩から後々聞く話によるとすごく心配していたらしいんですけど、そんな素振りを一切見せず娘の進む道を尊重はしてくれていた」と、当時を振り返った。 その後、潘さんはなんと自身がこの道を志すきっかけになったアニメ『HUNTER×HUNTER』の主人公ゴン=フリークス役で声優デビュー。「事務所に『HUNTER×HUNTER』を好きなことを言っていなかったから、知らなかったと思いますし、ただ本当にびっくりしました」「本当にラッキーだったんです、『HUNTER×HUNTER』に推薦してもらえたことは」「事務所から受けていいよ、受けてみない?って言われたのは本当に運とタイミングだったと思います」と偶然のデビューだったことを回想した。 ここからは、自身の今の声優生活について「いつもスランプです」と語る場面も。「毎日が一秒一瞬がそうですね」「この仕事をしているといつも一喜一憂というかあれができない、これができない、あれができた、これができたっていうことの連続で」「こうすればよかった、ああすればよかったってそのときの全力でありながらも絶対後で思っちゃうんです」「どうしても自分に自信がないので…」と苦悩を告白する。 そんな潘さんは、声優人生を支える言葉について「先輩に言ってもらった一言で、『一秒前の自分に対してこうできたな、ああできたなっていうのは成長なんだよ』って教えてもらったことが一番心に残っていて」「自分がああできるから、こうできるからという反省みたいなものはイコール成長であるという言葉が今の私を支えてくれていますね」と語った。 また、潘さんが声優を務める話題の『【推しの子】』についての質問になると、潘さんに「有馬かなはどんな女性?」という質問が展開。「自分のために、私をみて欲しいって頑張るんだけど、結局は役者を続けているのも母のためであったり、アイドルになるっていうのも自分のためじゃなくて誘ってくれた人だったり、仲間のためだったりするので人のために生きていける子なんだなって思います」「1期のときと地続きではあるんですけど、人のために頑張りながらも心の奥底で自分をみて欲しいって思っているのがより頭角を表すのかなって」「有馬かなって今まで人に合わせて自分のポジショニングをしていくタイプだったけど、そこにまた自我が芽生えて『私を見て』と開花できる“新・有馬かな爆誕”みたいな」「その変化はここ(2期)でみられるんじゃないかなっていうふうに思いますね」と応え、有馬かなの1期・2期の違いについても振り返った。
編集部 アニメ情報担当