ペダルぐるぐる、街きらきら ママチャリこいでLED発光 仙台・勾当台公園で21日イベント
みんなで「ママチャリ」をこいで発電してテントに明かりをともし続けるイベントが21日午後3~6時、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で開かれる。一番町四丁目商店街と連動した市のにぎわいづくりの社会実験の企画の一つで、東北大学友会人力飛行部「ウインドノーツ」の脚力自慢のメンバーがサポートに入る。 ■「鳥人間」メンバーがサポート 参加者がリレー方式で最大10分程度ペダルをこいで発電して、直径約1・8メートルのテント内の発光ダイオード(LED)の明かりをともし続ける。 ウインドノーツは、人力飛行機の競技会「鳥人間コンテスト」で今年を含め7度の優勝を誇る。代表の工学部2年長田智亜葵(ちあき)さん(20)は「脚力に自信のあるパイロットがサポートに入る。団体の活動も広くPRしたい」と力を込める。 青葉区の建築企画会社などが主催。「SENDAI光のページェント」を応援しようと昨年、西公園(青葉区)で初めて開催し、今年は市の社会実験に盛り込まれた。参加費は社会人100円、学生以下無料で、収益金をウインドノーツとページェント実行委に全額寄付する。 市の社会実験は21日午前11時~午後6時、22日午前11時~午後3時半。21日に足湯(1回100円)やメダル作り無料体験、22日に子どもたちが描いた未来の街の絵画展や子ども向け無料職業体験などが開かれる。両日とも、キッチンカー4台が並びカレーやおむすびなどを販売する。 詳細は市のウェブサイトで確認できる。
河北新報