日光の社寺 世界遺産登録25周年 記念講演にデービッド・アトキンソン氏
とちぎテレビ
25年前の12月2日、「日光の社寺」の世界遺産登録が決定しました。それを記念した講演会が日光市で開催されました。 日光市にある二荒山神社、東照宮、輪王寺の建造物あわせて103棟と、その周辺の文化的景観が1999年12月4日に「日光の社寺」としてユネスコの世界遺産に登録されて2024年で25周年になります。日本で10番目、関東では初の世界遺産登録でした。 これを記念して日光山輪王寺で開催された講演会には、日光市観光協会の関係者など合わせて70人以上が参加しました。 講演では、世界遺産が登録された年に日光市の職員になり現在は、文化財課で日光の社寺の保存に携わる北山建穂さんが、登録に至るまでの道のりを写真を交えながら解説しました。 続いて、東照宮の大規模な修繕を手がけた文化財修理会社の社長で日本の経済や観光の専門家でもあるデービッド・アトキンソンさんが「日光の社寺」の観光誘客について特別講演を行いました。 アトキンソンさんは世界遺産に登録されただけで観光客が来るわけではないとして設備投資をして観光客の満足度を高めることが大切だと語りました。
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