和田アキ子「トドみたい」はセーフで「男性の匂い苦手」アナは“事務所クビ”にみえた「芸能界の縮図」
芸能界は理不尽な世界なのだろうか――。 フリーアナウンサーの川口ゆりは8月8日にXで 『SixTONES』ジェシーとの熱愛発覚…綾瀬はるかが積み重ねた華麗なる“交際遍歴” 《ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…》 と私見を綴ったところ、炎上。さらに川口は一般ユーザーに食い下がって反論したところ、11日、所属事務所に契約を解除された。 要するにXの投稿が原因でクビになったのだ。川口の関連のポストは削除され、現在はX自体が非公開になっている。 さらに川口アナが講師として講演を開いていた、ビジネス研修や講演を手がける『青山プロダクション』も 《異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められ、契約の維持は困難と判断》 と、同日に契約解除を発表された。 これにはSNSで 《ハラスメント講師もしていた人がジェンダーハラスメントと取られかねない発言をしたら、契約解除はやむを得ないと思います》 《厳重注意くらいでよかったのでは?厳しすぎます》 と賛否が分かれている。 一方、川口がクビになったのと同じ日に放送された『アッコにおまかせ』(TBS系)に出演した和田アキ子も炎上した。 パリ五輪・陸上女子やり投げで金メダルに輝いた北口榛花選手に対し、「トドみたい」と発言したのだ。 「ゲン担ぎ」を大切にしている北口選手は、競技場の地面に寝そべりながらゆったりとカステラを食べる。それを見た和田は 「ハハハ! なんか、トドみたいなのが横たわっているみたいな。かわいいなあ…」 とコメントした。スタジオの出演者も和田の発言に合わせて笑っていた。 この発言に対しSNSでは 《金メダリストに失礼すぎる!》 《トドって言われて嬉しいかどうか、考えればすぐわかる事だ》 という批判の声が上がる一方で、 《愛情を込めて言っていた》 《アッコさんに悪意はない》 と擁護する声も上がっている。 そもそもこれらの流れに 《“夏の男性の匂いが苦手”が契約解除で“トドみたい”がセーフ?おかしいだろ!》 と待遇の差に対して疑問の声が上がっている。だが、 「まさに“芸能界の縮図”でしょう」 と話すのは、テレビ局関係者だ。 「大御所と知名度の低いフリーアナウンサーとの“違い”は歴然です。和田さんは大手芸能事務所『ホリプロ』のトップと言えますし、芸能界の功労者。世間がどれだけ炎上してもテレビ局は和田さんをぞんざいに扱えないのです。ホリプロには綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子など数多くの人気俳優やタレントがいるため、トップの和田さんを“切って”しまうと他のキャスティングなどに影響が出る可能性がある。 テレビ局に圧力があるわけではないですが、勝手に局側が忖度している傾向はある。一方、フリーアナウンサーは『事務所への貢献度』と『炎上の尻ぬぐい』を天秤にかけたらクビにした方がてっとり早い。しかも不用意に差別的発言をする人間はまた炎上する可能性は高いですし、和田さんとは稼ぐ力と影響力が圧倒的に違うということですよ」 理不尽ではあるが、芸能人は“売れたもん勝ち”ということのようだ――。
FRIDAYデジタル