ソフトB王会長が気遣う内川聖一の2000本重圧。今日、本拠地達成なるか?
内川が通算2000本安打を達成すれば、NPBだけでは51人目の快挙となるが、昨年は、中日の荒木雅博、巨人の阿部慎之助、阪神の鳥谷敬の3人が達成した。中日の荒木は6月2日の交流戦の楽天戦で王手をかけると、翌日の楽天戦で達成。阿部も8月12日の広島戦で王手をかけ、翌日の同カードで達成した。鳥谷も9月7日の広島戦で王手をかけると翌日のDeNA戦の第1打席目に決めている。内川は、まだ“準王手”の状況だが、王手をかけさえすればスンナリといくのが最近のトレンドとなっている。 その一方で過去に王手をかけてから「椎間板ヘルニア」を悪化させて登録を抹消され、33日間も足踏みすることにったソフトバンクの先輩の小久保裕紀や、後「1」で3試合、18打席も足踏みをして生みの苦しみを味わった金本知憲(現・阪神監督)の例もある。 オリックスの今日4日の先発は西勇輝。昨季は、4打数2安打で打率.500と打ち込んだ相性のいい投手だが、4月28日の対戦では「3の0」に抑え込まれている。 本拠地で偉大な記録を達成できるチャンスが巡ってきたのも運命だろう。GW終盤に突入するヤフオクの大声援をプレッシャーととるか、それともポジティブな追い風ととるか。内川聖一の内なる戦いは続く。