“お手柄”中学生に感謝状 迷子の4歳児を保護「家族のところに戻れてよかった」
日テレNEWS NNN
茨城県高萩市で、迷子の4歳の男の子を抱っこして交番に連れて行き保護した中学生に感謝状が贈られました。迷子の幼児を守った“お手柄”中学生が、そのときの様子を語りました。 ◇ 「失礼します」 9日、少し照れた表情で茨城県高萩市の警察署に入ってきた中学生。警察から感謝状を贈られた、茨城県高萩市に住む中野葵平さん(中3)です。 ◇
3月20日、下校中にJR高萩駅近くの橋で4歳の男の子に遭遇しました。 中野葵平さん(中3) 「3歳、4歳ぐらい(の子)が1人で走ってこっちに来ていて。散歩の人がこっちから来て」 男の子は保護者といるように見えましたが… 中野葵平さん 「(男の子は)ここで1回止まって『電車だ』っていって。お散歩の人は、ここ通り過ぎて、ちょっとおかしいなって」 中野さんは男の子が一人きりでいるのが不自然だと感じたといいます。男の子はその後、中野さんの後ろをついて橋をおりると… 中野葵平さん 「子どもが急に走って、あっちの道路に」 突然、車通りのある道路に走っていったといいます。危険だと、とっさに判断した中野さんは… 中野葵平さん 「こうやって抱っこして、連れて行きました」
ダッシュで駆け寄り、抱きかかえたというのです。その後、交番へ連れて行き男の子は無事保護されました。 当時男の子は、母親と一緒に電車を見るために線路沿いに来ていましたが、はぐれて迷子になっていたということです。 中野葵平さん 「子どもが家族のところに戻れてよかった」