顧問に森山幹事長 自民税調
自民党の宮沢洋一税制調査会長は6日、税調顧問に森山裕幹事長が就任したことを明らかにした。 顧問だった甘利明氏が衆院選で落選したことに伴うもので、会長や小委員長、顧問ら「インナー」と呼ばれるメンバーに現職の幹事長が就くのは珍しいという。 2025年度税制改正では、所得税の負担が生じる「年収103万円の壁」の見直しを巡り、国民民主党との調整が行われる。宮沢氏は「税の理論だけではない世界がある」と記者団に説明。「幹事長という立場の方にアドバイスを頂けるのは大変いいことだ」と述べた。