〔東京株式〕こう着=イベント前に様子見(1日後場中盤)
(13時30分)日経平均株価は、重要イベントを前に様子見姿勢が強まり3万8200円近辺でこう着している。 後場に入りこの日の安値を更新、前場に続き一時前日比900円超まで下げ幅を拡大したものの、狭いレンジでの取引となっている。米雇用統計に加え、東京市場はあすから3連休となり、週明けには米大統領選も控えることから「動きづらい」(国内証券)と様子見姿勢が強まっているようだ。 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比874円82銭安の3万8206円43銭で始まった。前場の流れを引き継ぎ、半導体関連株を中心に幅広い銘柄が売り優勢となっており、軟調な展開が続いている。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比884円72銭安の3万8196円53銭と大幅下落した。前日の米国市場で大型ハイテク株が軒並み下落した流れを引き継ぎ、半導体関連株が下げを主導した。為替が円高方向となっていることも重しとなった。東証株価指数(TOPIX)は、38.73ポイント安の2656.78。 83%の銘柄が値下がりし、15%が値上がりした。出来高は9億9070万株、売買代金は2兆2490億円。 業種別株価指数(33業種)は化学、非鉄金属、機械、電気機器、空運業などが下落。上昇は銀行業のみ。 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高1億8441万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反落。