【ヤクルト】高津臣吾監督「気持ちはすごくわかります」小沢怜史が痛恨の暴投で連勝ストップ
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト4―5日本ハム=延長11回=(7日・神宮) ヤクルトは1点を追う土壇場の9回に一時追いつく粘りを見せたが、延長11回に力尽きた。6番手の小沢怜史投手が2死二、三塁から暴投で決勝点を献上し6敗目。チームは連勝が4で止まった。 4点を追い掛ける厳しい展開となった。高津臣吾監督は「野手の方は序盤の失点のところをよく粘って追いついたと思います」と評価しつつ、14残塁の拙攻についても言及。「いいところまでは行くんですけどね。そこから1本が出ないですね。毎回同じこと言ってますけど、向こうも一生懸命投げてくるんですけど、あそこで1本、ここで1本(が出ない)という場面がたくさんありましたね」と中盤の好機で逆転できなかったところを悔やんだ。 先発の松本健吾投手が3回を投げ2被弾を含む8安打3失点とゲームメイクできなかった。 打線は6、7回に四球を絡めて計3点を奪うと、3―4の9回にサンタナが同点ソロを放ち、延長戦に突入した。 延長11回に最後は小沢が痛恨の暴投で万事休した。指揮官は「広くボールゾーンで勝負しようという気持ちはすごくわかります」と責めなかった。
報知新聞社