"耐震診断"の問い合わせ急増! 専門家に診てもらう前に…手軽にできる家の状態をセルフチェックする方法
みなさんは何点取れましたか? 心配なら早く診てもらう、早く確認することがなによりも大切です。また、基本的な家を守る仕組みについて理解しておくことも重要です。建物の地震対策でよく使われる「免震」「耐震」「制震」という言葉は、それぞれ意味が異なります。 「耐震」 壁や柱を強化して補強材を入れることで、地震の揺れに耐える構造。 「免震」 建物の下に特殊な免震装置を設ける構造。地盤が揺れても建物があまり揺れないよう、揺れを受け流す。病院や役場など地震後も機能を維持しないとけない建物に有効。 「制震」 建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置して地震のエネルギーを吸収し、地震による揺れを小さくする構造。高層ビルによく使われていて揺れを少なくする効果がある。 まずは自宅の状態を把握することが第一歩。建物を補強する方法もあるので、自宅の構造をよく理解して、地震から家を守りましょう。