山電の座席シート、カッターで複数切った疑い 「乗る電車間違えいら立った」77歳男を逮捕
電車の座席シートを刃物で傷つけたとして、兵庫県警飾磨署などは4日、器物損壊の疑いで、同県姫路市の無職の男(77)を逮捕した。調べに「乗る電車を間違えていら立ち、スカッとするためにシートを切った」と容疑を認めている。 【写真】兵庫県内377駅、乗降客ランキング 西宮、姫路を抑えて堂々の4位は 最下位は1日1人のあの駅 逮捕容疑は6月4日午前9時50分ごろ、山陽電鉄亀山-飾磨間を走行中の普通電車で、カッターナイフを使って座席シートを傷つけた疑い。計3カ所に13~85センチの切った跡があった。 同署によると、同電鉄では今年に入り、同様の事案が計5件発生。被害届を受け、警察が電車内に設置した防犯カメラの映像から男を特定したという。