【楽天】村林一輝が3100万円増でサイン 背番号6への変更と結婚を発表「東北のファンの皆さんを喜ばせたい」
楽天・村林一輝内野手が3日、楽天モバイルで契約更改交渉に臨み、3100万円増の5800万円(金額は推定)でサイン。9年目の今季は自身最多の139試合に出場して打率2割4分1厘、6本塁打、50打点を記録するなど正遊撃手の座をがっちり確保。11月のプレミア12では侍ジャパンに選出されるなど、一気に躍進した1年となった。「すごく評価してもらいました」と充実した表情を浮かべた。 昨年の契約更改の席上で要望した背番号変更の件も、今季の活躍で66から6に変わった。「ずっと思い入れのある番号。自分としてはショートということもありますし、また来年も頑張らないといけない」と表情を引き締めた。さきのドラフト会議では大学ナンバー1遊撃手の明大・宗山を1位指名。「新しい選手が入ってくるのは当たり前のこと。自分の技術を上げることが一番なので、自分のレベルアップに努めたい。(宗山が)同じチームに入ってきたのは何かの縁だと思いますし、僕も学べるところはあると思うので、自分のレベルアップに生かそうかなと思います」と切磋琢磨することを誓ったが、色紙には「全試合出場」としたためた。「もちろん全試合ショートで」とつかんだ定位置を譲るつもりはさらさらない。 会見の途中でさりげなく触れた左手の薬指には指輪が。「7月に入籍しました」と自らの口から結婚を発表した。お相手は関西地方出身の2歳上の一般女性。「ハンバーグがおいしいです。たくさんサポートしてもらって野球に取り組める環境を用意してくれてすごく感謝しています。奥さんのためにもというのもありますが、東北のファンの皆さんを喜ばせたいと強く思っています」。新たな伴侶とともに、優勝へ貢献する覚悟を示した。
報知新聞社