鹿島が横浜FMとの激闘を制して4連勝!湘南に勝利して3連勝を飾ったG大阪は3位に浮上|6月1日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】1日、明治安田J1リーグ第17節、J2リーグ第18節、J3リーグ第15節の計12試合が行われた。
J1は6試合が行われた。 激闘となったのは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの試合だ。立ち上がりこそ鹿島がペースを握ったが、先制点を奪ったのは横浜FM。10分、ボールの奪い合いから井上健太がカットインからシュートを放つと、こぼれをアンデルソン・ロペスが押し込んで先手を奪った。 後半に入り鹿島はチャヴリッチを投入して反撃を目指す。すると迎えた57分、右サイドからのクロスが抜けたところで鈴木優磨が見事にシュートをねじ込み、試合を振り出しに戻した。これで勢いが出た鹿島は74分、知念慶からパスを受けた濃野公人がオーバーラップから鋭いシュートを沈めて逆転に成功。さらに84分にはセットプレーから関川郁万がヘディングでゴールを決めて突き放した。 横浜FMは後半アディショナルタイムに宮市亮のクロスに植中朝日が飛び込んで1点を返すも反撃はここまで。3-2で勝利した鹿島が4連勝を飾り、この日、アルビレックス新潟に敗れた首位のFC町田ゼルビアと勝点35で並ぶことになった。 町田、鹿島を追うチームの中、一つ前に出たのはガンバ大阪だ。湘南ベルマーレと対戦した試合は序盤こそ主導権を握られるも、29分、相手のミスを鈴木徳真がカットしたところから山下諒也、宇佐美貴史とつなぎ、うまくゴール左に流し込んだ。 リードを奪ったG大阪は、湘南の攻勢を受けながらも集中したディフェンスを見せながらゴールをうかがっていく。そして63分、宇佐美のスルーパスに抜け出した山下がペナルティエリア内で倒されてPKを奪取。65分、これを宇佐美がきっちりと決め切りリードを広げた。 78分に左CKからルキアンがヘディングシュートを決められて1点差とされたが、最後まで堅守を続けて同点弾を許さず。G大阪は3連勝で3位に浮上した。 そのほか、サンフレッチェ広島はピエロス・ソティリウの2ゴールでジュビロ磐田を破り3試合負けなしに。浦和レッズとヴィッセル神戸の上位対決は互いに譲らずドロー決着となった。 J2は4試合が開催。上位対決となったジェフユナイテッド千葉とファジアーノ岡山の一戦は、一度は追いつかれながらも小森飛絢のゴールで突き放した千葉が大きな勝ち点3を手にした。また、3位の横浜FCは後半アディショナルタイムの櫻川ソロモン弾で愛媛FCに競り勝ち、岡山との差を広げることに成功している。 2試合が開催されたJ3では、首位の大宮アルディージャがAC長野パルセイロを相手に4得点を奪って快勝。連敗が続いていたFC今治は松本山雅FCに勝利し、暫定ながら3位に順位を上げている。 ■6月1日開催 結果 ・J1第17節: 広島 2-0 磐田 鹿島 3-2 横浜FM 町田 1-3 新潟 湘南 1-2 G大阪 浦和 1-1 神戸 京都 1-1 C大阪 ・J2第18節: 藤枝 2-1 甲府 大分 1-2 徳島 千葉 2-1 岡山 横浜FC 2-1 愛媛 ・J3第15節: 大宮 4-1 長野 松本 1-2 今治