周辺の井戸では基準下回る 南関町の2か所の井戸で暫定基準超える有機フッ素化合物
KKT熊本県民テレビ
熊本県の事業団が運営する産廃最終処分場「エコアくまもと」など南関町の2か所の井戸から発がん性が高まるとされる有機フッ素化合物が国の暫定基準の4倍検出された問題で、熊本県は3日、問題の井戸から半径500メートル以内にある46の井戸では基準を下回ったと発表しました。
熊本県ではこの地域の住民と事業所に井戸水の利用を控えるよう求めていましたが、基準を下回ったことが判明した11月29日に解除したということです。県は引き続き汚染の原因を調べているほか、熊本市を除く県内19の最終処分場の水質を調べていて、年内にも結果を発表する方針です。