映画「動物界」人間×タコの新生物を捕まえろ、ぬるぬるだし物を投げてくる
フランスで観客動員数100万人を超えるヒットを記録した映画「動物界」より、本編の一部がYouTubeで解禁された。 【動画はこちら】映画「動物界」本編映像(スーパーに潜む“新生物”) 同作は、人間がさまざまな動物に変異する奇病が蔓延した近未来を舞台とする“アニマライズスリラー”。奇病によって“新生物”になった妻の行方を追う主人公・フランソワをロマン・デュリス、16歳の息子エミールをポール・キルシェ、フランソワに協力することになった憲兵隊のジュリアをアデル・エグザルコプロスが演じた。 この映像は、フランソワらがスーパーマーケットで顔の半分は人間、もう片方はタコのような“新生物”と遭遇するもの。にらみ合いのあと隙をついて逃げだす新生物を、ジュリアが追いかける様子も映し出される。 監督のトマ・カイエは「偶然目にしたダンサーの動画を参考に動きをイメージしていったんだ。爪を見せない動きを何年間も訓練した人で、しなやかで滑らかな動きがまるで軟体動物のようだった。実際に会って、一緒に作業をしながらタコ人間を作っていった」と、この“新生物”のアイデアを明かす。リアルな腕の動きに関しては「初めのうちは人工関節を使っていたんだけど、途中からアニマトロニクスで腕を作ることにした。でも実際に物を投げているのはスタッフたち。手作りのものから高度なテクノロジーまで総動員して、幅広い手法を用いて撮影するのが面白かった」と言及した。 「動物界」は。11月8日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかでロードショー。 (c)2023 NORD-OUEST FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS.