川口春奈が弁護士役で松村北斗とタッグ 来年1月期の日テレ系「アンサンブル」に主演決定
女優、川口春奈(29)が来年1月スタートの日本テレビ系「アンサンブル」(土曜後10・0)で同局系ドラマに初主演することが9日、分かった。初共演のSixTONES・松村北斗(29)と弁護士としてコンビを組み、恋愛トラブル裁判を扱うことで恋が芽生えていくというオリジナル作品。同じ高校で先輩・後輩の間柄だった2人が、息の合った演技をみせる。 川口は、東京都内の高校で松村の1学年上だった。〝リアル先輩・後輩〟の2人が、ドラマ上で弁護士の先輩・後輩となる。 主人公の女性弁護士・瀬奈は恋愛トラブルの案件を多く扱い、自身もあるトラウマを抱えていることから「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている現実主義者。対照的に新人弁護士・優は愛や真心を信じる理想主義者で、2人が弁護活動でタッグを組むことになる。意見を戦わせながら互いを理解し、距離が近づいていく。 2人はこのほど本紙などの取材に応じ、川口は松村についてこのドラマ共演が初対面と思っていたそうで、「華がある方なので、高校当時はオーラを消していたのかな」と苦笑い。松村は当時から芸能界で活躍していた先輩の姿を「高校ではホームルームだけ一緒だった。まあ、しゃべる、しゃべる。飲み込まれそうな勢いの強さがアナコンダみたいなイメージ」と振り返った。 川口は4月期のTBS系「9ボーダー」に主演するなど売れっ子だが、日テレ系ドラマの主演は初。今作について「リーガルの枠にとらわれず、恋愛や家族の話が詰まっている人間ドラマ」とアピールした。自身が演じる瀬奈は「バリバリ働くのに、プライベートの恋愛や家族に対しては完璧じゃない。そのギャップがかわいくて、応援してもらえるようなキャラクター」と説明した。 松村は優役を演じるにあたり「太陽みたいな明るさで、僕自身が憧れを抱く人物像。自分はクヨクヨしがちな性格だから、役に近い心持ちで生活している」と告白。ドラマに関しては「難しい法律よりも、愛を中心とした温かくて優しい話。身構えずにラフな気持ちで見てもらえたら」。2人が演技をどう「アンサンブル」するのか注目だ。(渡邉尚伸) ★川口春奈25年30歳 節目後も自然体で
川口はドラマ放送中の来年2月が30歳の誕生日。節目に向けて「年齢に縛られたくないから何も考えていない」と自然体だ。同6月に三十路に突入する松村は「これが正解」とうなずき、川口の考えに共感。SixTONESの高地優吾が30歳を機に年齢非公開にしたことに触れ、「僕は年齢を隠すつもりはない。高地は31歳から公表してもらいたい」と笑わせた。