吉沢亮、「本当に幸せな日」 主演映画『「ぼくが生きてる、ふたつの世界』上海国際映画祭で舞台あいさつ
俳優吉沢亮(30)が21日、中国・上海で開催中の「第26回上海国際映画祭」に参加。コンペティション部門出品作で主演する「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(呉美保監督、9月20日公開)のワールドプレミアで舞台あいさつした。 聴覚障害者の両親のもとで育った五十嵐大(吉沢)の心の軌跡を描く作品。上映チケット約1200席(計3回)は即日完売する注目ぶりで、上映では涙を流す観客も続出し、エンドロールは大きな拍手に包まれた。 吉沢は上海国際映画祭は初参加。呉監督とあいさつに立ち「僕がアクターを始めて15周年ということで、そんな記念すべき日に、こうやってたくさんの方に、この中国という場所で、皆さんとお会いできて、温かく迎えて頂いて、本当に幸せな日」と感激し、「すごくうれしいな、と喜びをかみしめております。謝謝(中国語でありがとう)!」と声を弾ませた。 また、役柄について「ものすごくチャレンジング」としつつも、「素晴らしい作品だなと思ったので、ぜひやらせてくださいと受けさせて頂きました」と語ると、会場からは再び大きな拍手が響いた。 22日のクロージングレッドカーペットや授賞式では、吉沢が黒いタキシード姿で母役の忍足亜希子(54)らと参加した。
中日スポーツ