V・ゲレーロJr.がブ軍に不満「提示金額は全く足りない」 ソトの半額以下のオファーに「球団は決意が欠けている」と米報道
新年が近づくなか、トロント・ブルージェイズのロス・アトキンスGMは、残りのフリーエージェントやトレードターゲットを巡って、ライバル球団との争いを繰り広げている。現地24日、米メディア『FANSIDED』は、トップターゲットをはじめ、いくつかの有力なターゲットを逃したブルージェイズの状況は厳しいと報じた。 【画像】世界に衝撃を与える大谷翔平、日本代表や高校時代の秘蔵ショット大公開! ブルージェイズにとって、ブラディミール・ゲレーロJr.に関するニュースはあまり芳しくない。7億ドル(約1,099億円)を超える金額でフアン・ソトの争奪戦に敗れたブルージェイズは方向転換し、ゲレーロJr.に3億4000万ドル(約533億円)の契約延長を提示。これはソトに提示された金額の半分にも満たないオファー額だったが、ゲレーロJr.は即座にこれを拒否した。さらに、彼はどうやらそれを快く思っていないようだ。 海外メディア『Abriendo Sports』に出演した際に、ゲレーロJr.は「彼らが私に提示した金額は、全く足りない」と不満を漏らしている。 また彼は、自身の条件さえ合えば、契約延長に前向きであることを示唆したが、同時に、2月22日に始まるスプリングトレーニング初日を期限とし、それ以降は交渉に応じないという強硬な姿勢も見せた。 ブルージェイズの現状に対し、『FANSIDED』は、「トップターゲット(ソト)を逃した後、ゲレーロJr.との契約延長に十分な資金をもっているが、決意が欠けているようだ」と指摘。チームの主砲を納得させる金額なしには契約延長はあり得ないとみている。 2024年、ゲレーロJr.は打率.323、出塁率.396、長打率.544、OPS.940、30本塁打を記録。2度目のシルバースラッガー賞を受賞し、ア・リーグMVP投票で6位に入り、自身2番目の好成績を収めた。 ブルージェイズはチームの核をどう守るのか、今後の動向から目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部 【記事】ドジャースが3対1でWソックスのスター選手獲得へ? T・ヘルナンデスに代わる大型トレードの可能性 【記事】レッドソックスがブレグマン獲得なら、吉田正尚が放出候補か「ヨシダかカサスのどちらかをトレードせざるをえない」米メディア示唆