PSM3戦目で初勝利のレアル、アンチェロッティ監督は本番モードに 「ここからはUEFAスーパー杯を考えたい」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がチェルシー戦の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 アメリカツアーの最初の2試合では、ミラン、バルセロナ相手に2連敗を喫していたマドリー。現地時間6日、3試合目となるチェルシー戦に臨んだ。 バルセロナ戦から2人変更し、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスがスタメンに名を連ねたマドリーは、19分に先制。裏に抜け出したモロッコ代表MFブラヒム・ディアスのプレゼントパスから元スペイン代表DFルーカス・バスケスが決める。 27分には、ヴィニシウスのスルーパスに反応したブラヒム・ディアスがGKまでかわし、角度のないところから追加点。前半のうちに1点を返されるも、後半は無失点で終え2-1の勝利を挙げた。 アメリカ最終戦で勝利を手にしたアンチェロッティ監督は、試合や今回のツアーについてコメント。シーズン開幕に向け、良い手応えを掴んだようだ。 「リズムが良く、前線のアイデアが明確で、攻撃面も良い試合だった。ヴィニとロドリゴが縦の動きを見せたし、良いプレシーズンマッチだった。7月15日から始動している選手たちはかなり良いという感触だ」 「チェルシーには非常に速い選手が揃っているから、試合は激しく、速く、前線に多くの変化がある試合だった。トランジションの多い試合だったから、この試合をプレーできて良かった」 次に控えるのは14日のUEFAスーパーカップ。ヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタとの一戦に向けても問題はないと語った。 「選手が全員戻ってきて嬉しいし、スーパーカップに向けて準備を始めている。取り組みは順調だ。若手たちは競争しながらよくやってくれたし、彼らにとって良い経験になった。ここからはスーパーカップについて考えたいと思う」 また、今回出番のなかったトルコ代表MFアルダ・ギュレルやブラジル代表FWエンドリッキ、さらには前半のみのプレーに終わったベルギー代表GKティボー・クルトワについても言及。ギュレルとエンドリッキは大事を取ったようで、クルトワの交代はウクライナ代表GKアンドリー・ルニンに出番を与えるためだったようだ。 「バルセロナとの試合後、彼ら(ギュレルとエンドリッキ)は回復するのに苦労した。全員が良い状態でスーパーカップに臨みたいから、リスクを避けたかった。今朝、彼らは個別にトレーニングした」 「クルトワは問題ないが、ルニンに出場時間を与えたかった。プランにあったことだ」
超WORLDサッカー!