【欧州市況】株上昇も材料乏しく、独債は利回り曲線スティープ化
(ブルームバーグ): 13日の欧州株はストックス欧州600指数が0.8%高。週間ベースでは1.9%上昇と、1カ月ぶりの大幅高を記録した。この日の業種別株価指数は総じて上昇した。
材料に乏しい1日だった。市場の関心は引き続き、米国の金利軌道に集中している。連邦公開市場委員会(FOMC)は来週、政策金利を発表する。
欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がスティープ化。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、景気が大きく悪化した場合は10月の利下げを検討することを辞さないと述べた。
短期金融市場が織り込む10月のECBの利下げは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。前日から2bp引き上げられた。年末までの利下げは37bpと想定されている。
イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ見通しについては、年末までに50bpと、前日から5bp上昇した。
9月13日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:German Curve Steepens, Lagarde Eyes Next Cut: End-of-Day Curve
European Stocks Gain as Index Notches Best Week in a Month
(抜粋)
--取材協力:Bre Bradham.
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Allegra Catelli