モスで「せとだエコレモン」ドリンク 減農薬のブランド果実
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、尾道市瀬戸田町で栽培したレモン「せとだエコレモン」を使ったドリンク2種類「はちみつレモン ジンジャーエール」と、「まるごと!レモンのジンジャーエールwithはちみつレモンソース」の販売を始めた。全国のモスバーガー店舗(一部店舗を除く)で、9月中旬まで期間限定で販売する。 「せとだエコレモン」は、慣行栽培に比べて化学合成農薬・化学肥料の使用を50%削減したJAひろしまのブランドレモン。同町の136戸で構成する「せとだエコレモングループ」が栽培し、皮まで食べられる安全・安心なレモン栽培が評価され、第62回農林水産祭で最高賞の「天皇杯」を受賞した。 同社は、日本各地の食材や特色を生かした魅力ある商品づくりに取り組み、今回「せとだエコレモン」を使った夏にぴったりのドリンクを企画・発売。瀬戸内産レモン果汁、蜂蜜とミンチ、ダイス状にしたレモンの果皮を合わせたシロップにジンジャーエールを加えたドリンクで、すっきりとした味わいとつぶつぶ食感が楽しめる。 JA柑橘(かんきつ)事業部の土井博典部長は「国産レモンならではの風味と香りを楽しんでもらい、JAひろしまのブランドレモンのPRにつなげる」と話した。
日本農業新聞