Jams Collection津代美月が1st写真集を発売「美月の写真集だけど、みんなの写真集です」
2024年11月12日に武道館にてライブを終えたばかりのJams Collectionの中心メンバーである津代美月(つしろみづき、愛称・つし)さんの1st写真集「24(つし)の秘密」が11月14日に発売された。11月24日(日)に「HMV&BOOKS SHIBUYA」渋谷、12月1日(日)に「HMV 三宮オーパ」にてお渡し会(当日券あり)が実施される彼女に写真集について話を聞いた。 【写真】1st写真集「24(つし)の秘密」を発売したJams Collectionの津代美月が撮影秘話を語った ■「秘密というのはこの写真集を買った人にしかわからない写真がいっぱい詰まってるから」 ――写真集の発売おめでとうございます。まずは写真集を出すことが決まったときの気持ちを聞かせてください。 いつかは出したいと思っていた写真集だけど、こんなに早く出せることになるとは思ってなかったのでうれしかったです。ウキウキする気持ちで発売を楽しみにしてました。 ――24歳記念の写真集ということでしたが、どんな写真集にしたいと思いましたか。 アイドルっぽさもあるし、アイドルでは見せないような“つし”を見せられる1冊にしたいなと。そして今回、24歳になるタイミングでということで、23歳最後の姿を収めた写真集になっています。 ――「24の秘密」というタイトルは自分で考えたものですよね。その思いは? 2024年に24歳になって、“つし”って呼ばれてるから24をタイトルに入れたいなと。24だけだと寂しいので、何か付けた方がいいと思って秘密を付けました。秘密というのはこの写真集を買った人にしかわからない写真がいっぱい詰まってるから、買った人の秘密だよという意味を込めています。 ――つしさんのメンバーカラーは紫ですよね。表紙はこれまでのイメージがない赤で、さらにランジェリーですね。表紙の写真を選んだ理由は?また撮影時の裏話があれば教えてください。 赤のランジェリーを選んだ理由は、写真集の撮影中に赤をすごく気に入ってしまって、タイプすぎる!これがいいって直感的に思ったのと、いつもと違うからこそまた何か特別感が生まれるというか、そんな気持ちで選びました。 もしかしたら表紙になるかもとなって、背景を変えたり、赤のカーディガンを着たり脱いだりしながらいっぱいいろいろ変えて撮影しました。表紙は片方だけカーディガンが残っているランジェリーカットになりました。 ――赤が目を引く表紙ですね。撮影前にボディメイクはしましたか。 けっこうくびれがある方なんで、腹筋を鍛えようと思って、中学生のときによくやっていたお腹の腹筋を意識しながら引っ込めて歩くというのをやってました(笑)。あとは撮影の少し前にむくみを取るお高いエステにも行ったんですけど、早く行き過ぎたみたいで、もう少し撮影の直前で行けばよかったと思っています(笑)。 ――写真集の中身を見ると腹筋がはっきりと映っていますね。ロケはインドネシアのバリ、初めてのバリはいかがでしたか。 高校生のとき、修学旅行でフィリピンのセブに行くはずだったのが行けなくて。リゾート地にずっと憧れていたので、バリに行けて思った通りのリゾートでうれしかったです。海がきれいで、撮影で昼、夕方、夜とクタビーチに3回も行きました!ヴィラでも撮影したんですけど、住みたいって思うほどすてきで、プールがリゾートって感じでよかったです。 ――オフタイムにはスーパーマーケットにも行かれたそうですが、どうでしたか? 有名なヘアトリートメントがあるというので、めっちゃ調べてメンバーへのお土産として買いました。でもまだ渡せてないんです(笑)。 ――撮影中に印象的だったことはありますか。 さっきもお話しましたが、好きなアイドルさんが夜の海で撮影しているのを見て、私も撮りたい!と思って、夜の海で撮影しました。日本の海と違って街の明かりとかも全くなく、真っ暗でしたが、砂で足が痛いというのもなかったです。すごく楽しそうな写真が撮れてよかったです。あとは花火が上がったので、美月のために特別!と思ったんですが、毎日上がってるよって言われて悲しかったです(笑)。 ――撮影中に意識したことはありますか。 撮影中は逆に何も意識してなかったです。カメラマンさんとめっちゃ喋りながら素で撮ってもらったので、自然に笑っているカットも多く掲載されています。 ――水着、ランジェリーの撮影にも挑戦されましたね。いかがでしたか。 水着やランジェリーの撮影も緊張することはありませんでしたが、写真集の撮影ってやっぱり大変なんだなって思いました。カット数も多かったし、すごくいっぱい着替えたり、メイクしてもらったり、スタッフ皆さんの1冊にかける気持ちみたいなのがすごいんだなって思いました。 ■「写真集に何点とか点数は付けられません」 ――写真集が発売されました。ジャムズのメンバーほか、周りの反応はいかがですか。 武道館のあと、メンバーの前で編集担当さんから写真集をいただいたんですが、「すごい分厚いね、重そう」ってメンバーから言われました。先行カットを見た周りからは、「お尻が…」と言われましたが、いい意味で褒めていただきました。 ――写真集スタッフとのコミュニケーションはいかがでしたか。カメラマンとはどんな感じで撮影したのでしょうか。 すごくしゃべるわけではなく、本当にゆっくり見守ってくれて、優しく話しかけながら撮影する感じがすごくよくて、多分いつもの自分の感覚で撮ってもらえた感じがして、撮られやすかったです。すごく優しかったですね。 ――メイクさんとは馴染みのある方なんですよね。 以前雑誌のお仕事で何回か担当してくれた方で、お友達もみんな好きなメイクだって言ってて、写真集を作ときは絶対にお願いしたいと思っていました。美月の要望をわかってくださる感じがしてて安心してメイクしてもらえました。 ――スタイリストさんとはどんなふうに衣装を決めたんですか。 衣装はけっこうこだわっていたんですけど、色味や柄も美月の思った通りのものをすごいピンポイントに持ってきてくださってたのがうれしかったです。こういう色が好きなんですよねっていうと、「だよね、そうだと思った」と言ってくださってたので、わかってくれてると思いました。 あとは、衣装を全部決めきれなくてたくさん持ってきてもらったので、大変だったんだろうなと思いました。スタイリストさんもやっぱり優しくてもうずっと温かい気持ちでいました。 ――今回の衣装、全部お気に入りと聞いてますが、なかでも特に好きな衣装を教えてください。 裏表紙にもなっているピンクのアイドルのステージ衣装っぽいのがすごいお気に入りです。特別に作ってくれた衣装で、本当にかわいいと思い持ち帰りたいぐらいでした。あとは、この写真集で目覚めて好きになった赤の衣装です。さっきもお話した表紙になっている赤と夕方のビーチで撮影した赤のワンピース。すっかり赤が好きになってしまって、今季の冬の私服も赤を選んじゃってます。 ――編集担当とはどんな風にコミュニケーションをとって進めていきましたか。 エッセイを書いたりお願いされていることに、私が締め切りを守れずすごく遅くなってしまい、たくさん待っていただいたりしました。でも、編集担当さんはいつも優しくて、本当に安心して全部お任せできる感じで一緒に作り上げることができました。美月のことを多分、美月より知ってるんじゃないかってぐらい、美月の好みに詳しくなっていて、私が好きと思った表情の写真がたくさん入っていたのもうれしかったです。 ――そして直筆で書いたエッセイも掲載されてますが、どんな思いで書いたんですか。 自分がどんな中学生だったかとか、けっこう薄れちゃって自分が覚えてなくて、ママの方が覚えてるかもって思って聞いたら、めっちゃいろいろ出てきて、ママから聞いたことを参考に書きました。 ――今回の写真集に点数を付けるとしたら何点ですか。 何点とか点数は付けられません。美月はどのページも全部好きで満足しています。 ――11月24日(日)に渋谷、12月1日(日)に三宮でお渡し会が実施されますね。 メンバーのいない個人のお仕事はちょっと嫌だなと思っていつも緊張するんですけど、今回の写真集はちょっと違う感覚で、ファンの人たちもすごい楽しみにしてくれて。次は写真集だからねって武道館のあとに言われて、こうやって写真集を一緒に喜んでくれるファンの人がいてよかったなって思いました。当日券もあるのでぜひ会いに来てください! ――11月12日の武道館でのライブ、お疲れ様でした。つしさんはずっと笑顔で本当に楽しそうにパフォーマンスされてましたが、いかがでしたか。 もうこの景色は多分一緒に見られないって思って、会場全部をずっと見てました。ペンライトですごいキラキラしていて、会場の上から下までファンの人たちがたくさんいて、このすごい景色を目に焼き付けました。 ――最後にファンにメッセージをお願いします。 写真集を買ってくれた方、どうもありがとうございます。写真集を出せたことは、多分一つひとつのことが重なってできたことで、そのとき一番そばにいたのはファンの方だし、一番見てくれてるのも知ってくれてるファンの方なので、美月の写真集だけど、みんなの写真集だなと思っています。ありがとうというのをたくさん伝えたいです。 撮影・取材・文=野木原晃一