【MLB】Wソックスが今季4度目の3連勝 デトマーズに3本塁打を浴びせてエンゼルス3連戦の初戦を制す
【ホワイトソックス8-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間9月17日、両リーグ最多の115敗を喫しているホワイトソックスは敵地エンゼル・スタジアムでのエンゼルス3連戦がスタート。その初戦はリード・デトマーズを攻略して8対4で勝利し、今季4度目となる3連勝を達成した。ホワイトソックス先発のジョナサン・キャノンは7回途中まで3安打4失点に抑える力投を見せ、4勝目(10敗)をマーク。エンゼルス先発のデトマーズは3本のアーチを浴び、6回途中7安打7失点で降板して7敗目(4勝)を喫した。 【動画】アンドリュー・ベニンテンディとアンドリュー・ボーンが二者連続アーチを放つ ホワイトソックスは初回一死1塁からアンドリュー・ベニンテンディの18号2ラン、アンドリュー・ボーンの18号ソロと二者連続アーチで3点を先制。2回表にもボーンのタイムリー三塁打などで3点を追加し、6対0と大きくリードした。2回裏にエリック・ワガマンのメジャー初本塁打となる1号ソロで1点を返されたが、3回表にレニン・ソーサの5号ソロで1点を追加。5回裏にチャールズ・ルブランの2号ソロで再び5点差となったが、7回表にベニンテンディがこの試合2本目のアーチとなる19号ソロを放ち、8対2と突き放した。7回裏に2点を返されたものの、8対4で勝利。日本時間6月28~30日以来、今季4度目の3連勝となった。 ホワイトソックスは今季151試合を消化して36勝115敗(勝率.238)。20世紀以降のシーズン最多敗戦記録である120敗(1962年メッツ)を回避するためには残り11試合で7勝4敗が必要であり、ワースト記録更新は濃厚だが、20世紀以降のシーズン最低勝率記録(1916年アスレチックスの.235)の更新は回避できる可能性が出てきた。打線を牽引しているのはベニンテンディで、8月に7本塁打&OPS.952、今月も4本塁打&OPS.944をマーク。5年7500万ドルの大型契約を結んでいる30歳の外野手がシーズンの最後に意地を見せている。