【新卒のリアル】初任給の使い道、1位は?約4人に1人が配属先が希望と異なれば「早期退職」を検討
【初任給と給料に関する調査】初任給は何に使う?
国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400Fは、2024年4月9日「初任給と給料に関する調査」ついての結果を公表しました。 調査概要は下記のとおりです。 ・調査名:オカネコ「初任給と給料に関する調査」 ・調査方法:WEBアンケート ・調査期間:2024年3月20日(水)~2024年3月25日(月) ・回答者:全国の10歳代~70歳代「オカネコ」ユーザー1155人 ・調査会社:株式会社400F「オカネコ」 ・リリース公開日:2024年4月9日 ●初任給の使い道1位は「貯金」が48.5%で最多 オカネコの調査によると、初任給の使い道1位は「貯金」が48.5%で最多となりました。 一方で、「初任給の使い道や思い出について具体的に教えてください。」と質問したところ、「生活費に使った」「NISAや株式などの資産運用に使った」などの声もあがりました。
【一覧表】給与所得者の年齢階層別・平均年収はいくら?
つづいて、国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」から会社員の平均年収をみていきましょう。 1年を通じて勤務した給与所得者の年齢階層別の平均給与は下記のようになりました。 <年齢階層別の平均給与> ・19歳以下:124万円 ・20歳~24歳:273万円 ・25歳~29歳:389万円 ・30歳~34歳:425万円 ・35歳~39歳:462万円 ・40歳~44歳:491万円 ・45歳~49歳:521万円 ・50歳~54歳:537万円 ・55歳~59歳:546万円(男性平均は702万円で最高平均年収) ・60歳~64歳:441万円 ・65歳~69歳:342万円 ・70歳以上:298万円 男性の場合は年齢が上がるにつれて平均年収が上昇しており、55~59歳では平均年収が「702万円」となっています。 一方、女性の場合はどの年代においても平均年収に顕著な差が見られず、ピークは25~29歳で「349万円」です。 上記の年代別の賃金差から、女性は結婚や出産をするタイミングで家事や子育てといった仕事以外の役割が増えるケースが多く、収入の上昇があまり見られない現状がうかがえます。 ライフスタイルの影響も顕著にあらわれる働き方と年収。男女ともに、過去5年間で平均年収帯の割合に大きな変化はなく、賃金上昇があまりされていない現状がうかがえます。 ループを脱するには、それ相応の覚悟と計画性が求められるといえるでしょう。