【ウインターカップ直前特集】福岡大学附属大濠を支える大黒柱コンビ、広瀬孝一&渡邉伶音「インサイドがブレなければ負けない」
「大濠のビッグマンとして、自分たちが絶対にやる」
──今年の大濠にとってはウインターカップ予選の決勝で福岡第一に勝ったことが非常に大きかったと思います。 広瀬 3年生が何回も話し合いながら「福岡第一に勝つ」という共通認識を作り、死にものぐるいで練習に励んでいました。試合でも気持ちの部分でしっかり戦えたし、後半は足がつりかけたりしてたんですけど、先生やチームメートからも、「行ける」、「まだやれるぞ」と声を掛けてもらって、気持ちで最後まで戦うことができました。 渡邉 広瀬さんとの2ビッグは新チームになってすぐに始めたんですけど、最初はお互いのやりたいことが合わなくて、2ビッグを止めた時期もあるんです。でも、また2ビッグをやることになった時には2人とも「大濠のビッグマンとして、自分たちが絶対にやるんだ」という気持ちができていて、それが福岡第一戦で良い結果に繋がったと思っています。 ──もうウインターカップを迎えますが、チームとして最後にどの部分を仕上げて大会に臨みたいですか。 広瀬 もう個々のスキルは大幅には上がらないと思うので、5試合戦い抜くための脚力をもっともっと追い込んでやっていきたいです。目指すのは優勝ですが、まずは初戦から一つひとつ大事に戦いたいです。自分たちは初戦でも相手は2回戦なので、そこの勢いに負けないように練習から熱量を持って取り組むことが大前提だと思っています。 渡邉 U18トップリーグでも経験したのですが、負けた試合はすべて後半で相手に流れを持っていかれています。ウインターカップは5試合あって、疲労との戦いにもなると思うんですけど、孝一さんが言ったように脚力の部分は最後に仕上げたいです。あとは最後の最後は本当に気持ちの強いチームが勝つので、タフに戦い続けることですね。留学生との対戦が多くなると思いますが、僕らインサイドはリバウンドとルーズボールが大事で、そこがブレなければ絶対負けないという意識で、気持ちで絶対負けずに頑張るつもりです。